瀧内公美。
この名前を見つけると、ぐっと視線を引き込まれる。
この名前は引力でも持っているのか?
一度、「彼女の人生は間違いじゃない」を視聴してしまった後、彼女をもっと知りたくてググってしまう。
これまでの女優になるまでの経歴は、すぐにわかる。
しかし、彼女をそれで分かったつもりになってはいけない。
瀧内公美の本質は、演技の中にあるのだ。
平日は地方(東北だな)の市役所勤務の地方公務員。
休日は長距離バスで都心へ。
渋谷だな。この街は。
「瀧内公美」×「渋谷」って組み合わせは、
「魔人」×「魔界」だね。
彼女は僕より若いけれど、魔人度は本当に深いと思う。
彼女は、これから女優として絶対に大成すると思うけれど、メジャーになるごとに洗練されていくのだろうか。
それとも、映画の世界のなかでは縦横無尽に魔人性を発揮し続けてくれるのだろうか。
勿論、僕は後者になってくれることを望む。
今日に至るまで、「彼女の人生は間違いじゃない」を5回見た。
恐らく、今後も何度も見る。
デリヘルの用心棒の高良健吾もいい。
とても大河ドラマで準主役の役柄やってるとは思えない配置だ。
思いがけないところに才能のある人はいるものだと、考えさせられた。
そんな一作である。
近いうちに、また、見てみよう。